「退院を迫られているけれど、在宅での介護は難しい」
そこで、入居型の介護サービスを探すために検索してみたけれど結局どれがいいのかわからない!というご相談を多く受けます。
そこで今回は、有名な入居型サービスである「有料老人ホーム」と「介護老人保健施設(老健)」、「特別養護老人ホーム(特養)」の「介護度認定」「費用」「医療サービス」について比較をしていきたいと思います。
介護度 | 老人ホーム | 老健 | 特養 |
---|---|---|---|
要支援1 | ◎ | × | × |
要支援2 | ◎ | × | × |
要介護1 | ◎ | ◎ | × |
要介護2 | ◎ | ◎ | × |
要介護3 | ◎ | ○ | ◎ |
要介護4 | ◎ | × | ◎ |
要介護5 | ◎ | × | ◎ |
介護度認定は「生活機能」や「身体機能」など5つの項目について審査して決定をします。
各市区町村の窓口に相談をすることで審査を受ける手続きが出来ます。
また、認定には担当のケアマネや主治医の診断書が必要になります。
⇒長野県で介護度認定を受ける方法
特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム等)は自立した方から要介護5の方まで幅広く利用をしていただくことが出来ますが、運営の母体が民間企業である事が多いため、受け入れのルールが施設によって大幅に異なります。
介護老人保健施設は要介護1~5の方が利用できるようになっておりますが、「在宅復帰を目指す」事を目的としているため、重度の要介護者は入居受け入れが難しい場合が多いです。
特別養護老人ホームは要介護3以上の方(食事や排泄など生活のほぼ全面的に介護が必要な方)が入居できるようになっているため、利用のハードルは若干高めです。
介護度 | 老人ホーム | 老健 | 特養 |
---|---|---|---|
月額平均 | 18~25万※ | 12~18万 | 10~15万 |
通所等と大きく異なる点として、サービス費用の他に居住費や日常生活費などがかかってきます。そのため、各施設により大きく異なります。
費用が高い分設備が整っていたり、多くの介護サービスを受けたりすることが出来ます。
介護保険の適用は出来ますが、介護保険による負担額は収入によって異なるため、入居をする前にしっかりと確認をしておきましょう。
⇒収入別の介護保険負担割合
介護度 | 老人ホーム | 老健 | 特養 |
---|---|---|---|
医療行為 | ○※ | ○ | ○ |
終の棲家 | ○※ | × | ◎ |
24時間医療行為を必要とする方の受け入れは多くの施設で難しい状況ですが、多くの施設でしっかりと受けることが出来ます。
※有料老人ホームでは施設毎に受けられる内容や対応している時間などが大きく異なることがあるため、しっかりと確認をするようにしましょう。
また、老健は「在宅復帰を目指す」ものであるため、介護度が重くなってしまうと退居しなくてはいけない場合もあります。そのため「終の棲家」としては考えづらいかもしれません。
少し費用はかかってしまいますが、有料老人ホームがオススメです。
介護老人保健施設や特別養護老人ホームでは入居のための介護度の枠が細かいため、なかなか難しいのが現状です。
特に老健では介護度が重くなった際に別の施設に入居をしなくてはいけなくなってしまったりする場合もあります。
有料老人ホームでは受け入れの幅が大きく、サービスも多様であるため、ご利用者様の「そのときの状態にあったサービス」を受けることが出来ます。
しかし、有料老人ホームは各施設によりサービスや雰囲気、空き状況などまちまちです。
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