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2017.12.18

老人ホームって言うけど・・・老人ホームとは何?

老人ホームって何?

「老人ホーム」という言葉はみなさん良く使われると思いますが、実は老人ホームにはいくつか種類があり、それぞれ条件や、ルールなどが違ってきます。

「介護保険施設」

みなさんが最初に思い浮かぶのが、「特養」や「老健」ではないでしょうか。

「特養」は特別養護老人ホームのことで介護老人福祉施設とも呼ばれています。
「まず特養を探そう」という方は多いかもしれませんが入居出来るのは要介護3以上でなければいけないので誰でも申込み、入居が出来るわけではありません。
「特養」は日常生活での介護をサービスの基本にしています。

「老健」は介護老人保健施設というのが正式な名称です。「特養」と同じように「まず老健を探そう」という方も多いと思いますが「老健」というのは在宅復帰を目的とした施設です。施設によって差はありますが、入居期間は基本的に3~6ヶ月です。「終の棲家」としては考えることが出来ません。
「老健」は医師が常駐しているなど整った医療体制のもと医療ケアと充実したリハビリにより在宅復帰を目指すサービスを基本にしています。

「特養」「老健」は介護保険施設という種類の施設です。公的な施設なので初期費用がなかったり、月額利用料も比較的安く済むこともあり入居を希望される方も多いですが、条件やルールをしっかり把握したうえでメリット、デメリットを考える必要があります。

「有料老人ホーム」

「介護付」「住宅型」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、この二つは「有料老人ホーム」という種類に分類されます。

「介護付」は介護が必要になった方が対象です。特定施設入居者生活介護の指定を受けている有料老人ホームであり、施設常駐のスタッフによる介護サービスがあります。食事だけではなく、入浴や排せつなど日常生活全般の介護サービス・生活サービスの提供も受けられます。

「住宅型」は介護が必要な方だけでなく、介護は不要という方の両方が対象です。食事などのサービスは提供されますが、施設常駐の介護スタッフによる介護サービスは提供されません。介護が必要な方は自宅にいるときと同様に、訪問介護などの外部の介護サービスを受けることになります。その場合、介護保険料の負担は在宅介護サービスを利用したときと同じです。

もう一つ「健康型」という種類もありますが、全国的にも減少傾向にあります。「健康型」は自立した高齢者のみが対象です。露天風呂やトレーニングルームをはじめ、元気な方が暮らしを楽しむための設備が充実している施設が多いのが特徴です。食事などのサービスは提供されますが、介護が必要になったら退去しなければなりません。

「有料老人ホーム」は民営の施設が多く、施設ごとサービス内容や料金設定が異なります。
「介護付」だからいいやというように入居施設を決めてしまうと細かいところでトラブルになる可能性もありますので注意が必要です。「有料老人ホーム」に限らず「特養」「老健」も施設によっての違いがあるので入居される方の状況をしっかり考えて施設を決めなければいけません。

「有料老人ホーム」は比較的部屋の動きが出る可能性が高いと思いますが「有料老人ホーム」「特養」「老健」のように”待ち”の方も多いのでタイミングを逃すとなかなか入居出来ないケースもありますので是非「信州老人ホーム紹介センター」にご相談ください。

 

特養 老健 介護付 住宅型
介護が必要な方
介護が必要ない方 × × ×
リハビリが目的の方 ×
終の棲家 ×

あくまでも大きく分類した時の目安です。施設ごとサービス内容に違いがありますので入居検討される際はご相談ください。

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